全国高等学校ロボット競技大会は,全国産業教育フェアのなかで開催され,開催地である都道府県の特色を生かしたバラエティに富んだ競技内容になっています。 |
令和3年度の全国大会は,開催県である埼玉県にちなんだ内容で行われます。
(1) イメージ
埼玉県の名産物である,「川越サツマイモ」,「草加せんべい」,「深谷ネギ」,「狭山茶」に関連した4種類のアイテムを,埼玉県の各地で行われる祭りの会場を想定したエリアへ搬送し,日本一の花火玉を用いた花火大会で使用される「鴻巣4尺玉花火」をモチーフにした得点対象物を,打ち上げ会場エリアに搬送し,その完成度を得点で競うものである。
(2) 競技概要
競技時間は3分間。競技は,「川越祭りの山車」(操縦モードのロボット)と「長瀞ライン下りの船」(自立モードのロボット)を1台のロボットにまとめ,2つのモードを切り替えながら4種類のアイテム(得点対象物)を指定されたエリアに搬送し,「鴻巣4尺玉花火」を指定の台に置き,競技終了時の得点対象物の状態に応じて得られる点数の合計を競うものである。
操縦モードのロボットは,所定の場所に置かれている「川越サツマイモ(ペットボトル)」,「草加せんべい(CD−R)」,「深谷ネギ(塩ビパイプにエンドキャップとジョイント装着)」,「狭山茶(ゴルフボール)」,「鴻巣4尺玉花火(バレーボール)」を指定エリアへ搬送する。